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「Facebook分割は何の助けにもならない」とザッカーバーグ氏が反論

「Facebook分割は何の助けにもならない」とザッカーバーグ氏が反論

裏切りにあったFacebookのCEOは、共同創業者のChris Hughes(クリス・ヒューズ)氏と、ニューヨークタイムズ紙オピニオン欄に掲載されたヒューズ氏のFacebook、Instagram、そしてWhatsAppの分割を当局に求める厳しい寄稿に反論した。「彼が書いたものを最初読んだときに感じたのは、彼が提案していることは何の助けにもならないということだった。人々が重視しているのが民主主義や選挙であるなら、人々は我々のような会社に政治干渉を防ぐ真に高度なツールの開発のために年間何十億ドルも投資してほしいと考えているはずだ」と、フランスのエマニュエル・マクロン大統領と会見するために滞在していたパリでFrance Infoに語った。

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ザッカーバーグ氏の主張は、プライバシーや安全性、偽情報、言論といった面でFacebookが抱える問題は社の分割では直接解決できず、実際にはソーシャルネットワークを守る努力の妨げになる、という考えに要約される。ロボットが拡散させている有権者を抑圧するコンテンツを特定する人工知能のような安全のためのテクノロジーに投資するとき、Facebookが展開するアプリのスケールメリットは理論上は小さいだろう。

ヒューズ氏は「マークの権力はこれまでになく大きく、非米国的」で、Facebookの立て続けの買収と模倣が競争を妨げるほど同社を独占的な存在にした、と主張している。彼の考えは、 初代CEOのSean Parker(ショーン・パーカー )氏や、ソーシャルネットワークがいかに社会に影響を及ぼすか注意喚起した成長担当役員だったChamath Palihapitiya氏など、同社の初期の幹部の主張と通ずるところがある。

しかしザッカーバーグ氏は、Facebookの規模は社会にとってメリットがあると主張する。「我々が今年安全性にあてる予算は、10年前に上場したときの総売上高よりも大きい。それは、我々が出費を賄えるだけのビジネスの構築に成功したからだ。我々はどのソーシャルメディア企業よりも安全性に投資している」とジャーナリストのLaurent Delahousse氏に対し語った。

このFacebookのCEOのコメントはさほどメディアに取り上げられなかった。それは部分的には、このTVインタビューが翻訳なしのフランス語で展開されたからだ。しかしここにこうやって初めて文章化してみると、ザッカーバーグ氏がヒューズ氏の主張をいかに強く払いのけているか言葉に表れている。「(ヒューズは)我々が直面している社会問題のいくつかを解決するためにFacebookを分割するという、かなり特異なアイデアについて語っていた」とザッカーバーグ氏は解決策と反トラスト規制を分離させようとする前に語った。「私は、真の問題がある認識している。政治干渉を防ぐために、有害なコンテンツをめぐって、あるいは表現と安全性の間の正しいバランスを見つけることについて真の問題がある」。

分割は「何の助けにもならない」という主張は、Facebookのコミュニケーション担当副社長で前英国副首相のNick Clegg(ニック・クレッグ)氏の主張よりもよりはっきりとヒューズ氏の主張を拒絶するものだ。クレッグ氏が今日のニューヨークタイムズ紙のオピニオン欄に投稿した寄稿で、彼は「問題は規模ではなく、コンシューマーの権利と関心であり、政府や商業・通信を監督する議員に対する我々の責任である。大きいことは悪いものではない。成功は罰せられるべきものではない」。

消費者を守るために、明らかに何かしら行われる必要がある。おそらく、それがFacebookの分割だ。少なくとも、別のInstagramのような企業をFacebookがかっさらうことができないよう、同社がそれなりの規模のソーシャルネットワークをこれ以上買収することを禁止するのが得策であり、実行可能な対策だろう。

しかしヒューズ氏の寄稿の中でもっとも鋭いのは、ユーザーがFacebookにとらわれていることの特定の仕方だ。「競争そのものは必ずしもプライバシーの保護を駆り立てはしない。責任を確保するには規制が必要だ。Facebookはユーザーが他のプラットフォームに乗り移って抗議できないよう、マーケットをがんじがらめにした」と彼は書いている。Cambridge Analytica問題のあと、「人々はFacebookが展開するプラットフォームから一斉に去りはしなかった。人々はどこに移れたというだろうか」。

それゆえに、競争や共同運用性に対するザッカーバーグ氏自らのサポートを求める批判が生まれたことを考えた時、規制の中心となるのはユーザーが簡単にFacebookから他のソーシャルネットワークに乗り移れるようにすることだろう。私がフォローアップ記事で書いているように、ユーザーが友達とのつながりやソーシャルグラフを他のプラットフォームに簡単に持ち込めるよう、ユーザーを適切に扱うようFacebookに強制するものはほとんどない。

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(翻訳:Mizoguchi)

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