メルカリ CEO、「メルペイは仮想通貨に手を出すことはない」

メルカリ CEO、「メルペイは仮想通貨に手を出すことはない」

2019年9月27日、メルカリの創業者でCEOの山田進太郎氏が社長に復帰すると発表した。この発表に伴い同日、日本経済新聞のインタビューにて「メルペイあと払い(翌月にまとめて支払う)」といった信用サービスにこだわる理由や、今後の赤字解消戦略について聞かれると、山田氏は以下のように対応。

「LINEペイやペイペイのように、決済を軸に金融サービスを拡大することは視野に入っている。ただ、証券や暗号資産(仮想通貨)に手を出すのではなく、メルカリとの連携をより促進していく。十分な収益は上げられる」

独自通貨「メルコイン」は社内取引に使用

メルコインは、メルカリの100%子会社メルペイが開発を進めているMercari Xと呼ばれるプロジェクトで使用される独自通貨だ。Mercari Xではブロックチェーンに似た技術が使われるという。2018年の「Mercari Tech Conf2018」にて、すでにMercari Xはメルカリ社内でのアプリによる取引に使われ、アプリ内にてメルコインも使用されたと公表。こちらは実験的に開発されたプロジェクトであるため、一般公開の予定はないとしている。

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2019.09.18

本格的な研究開発はこれから?

2018年の「Mercari Tech Conf2018」では、メルペイCTOの曾川景介氏も登場して今後について述べた。メルペイでは、ブロックチェーンコア技術・仮想通貨セキュリティ・ブロックチェーン応用の3つを研究開発。注目したいのは3つ目の応用部分、ブロックチェーンアプリの検証・使いやすいUI/UXの検討・金融商品適用への検討・独自通貨とブロックチェーンの金融商品開発・ブロックチェーン前提の経済の研究…だ。ちなみに曾川氏は、2015年にLINEに入社し、2017年にメルペイに入社するまでの間、LINE Pay事業にも参画したことがある。

ハッキングなどセキュリティの問題点というマイナスのイメージがある仮想通貨ではなく、あくまで「独自通貨」という路線で開発が進んでいるのだろうか。メルペイでは、Mercari Xの次の開発研究も進んでいるという。メルペイは2018年中に仮想通貨交換業登録を目指していたが、未だ金融庁に登録されていない。

mercari R4Dでも進む研究

メルペイとは別に、R4Dと呼ばれる、ブロックチェーンや量子コンピュータなどをリサーチ研究するプロジェクトも存在する。ブロックチェーンに関しては、トラスト・セキュリティ・スケーラビリティの研究と、分散金融システムのガバナンスに関する研究が進んでいる。

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