いつまでも完成しないシステム
システムとは、ある時点の業務に合わせて、人がやることの代わりを正確かつ高速に行うことの出来るものです。
業務とは、時代の流れ、経営戦略の流れによって柔軟に対応し、正確かつ高速に行うことが重要です。
厳しい企業競争の中で闘い抜くためには、柔軟性に富んだ業務運用は必需です。
ただし、柔軟性に富んだシステムには、なかなか巡り合えません。
業務を正確かつ高速に代行するシステムは、決して完了形の無い生き物のように思えます。
やりながら見えてくるものがある。
システムを導入した経験のある方はご存知とは思いますが、システムは一度しっかりと仕様を決めて、構築をしていくものです。それは、あたかも家を造っていくかのように、こまかな設計作業の上に満足の出来るシステムが構築されていきます。
しかし、時には途中まで造ってはじめて見えてくる部分もあります。
この見えてくる部分は、場合によっては小さい箇所でも大きな効果を生み出すことがありますよね。
既存の概念では通用しない。
長年、システム開発の現場では、「ウォーターフォール型」という開発手法を用いていました。お客様の要望を伺い、段階的な設計、システム構築を行い十分な検証を経た上で納品するわけです。
この段階的な各工程の工数を積算して、ビジネスとしていくのがシステム事業者のビジネスモデルですが、細かな設計段階を得て構築され始めたシステムに、見えてきた「手直し」を加えようとすれば、場合によっては構築しなおし、あるいは多大なやり直しコストが発生してしまうリスクが発生します。
既存の概念、開発手法では通用しないのです。
全く、新しい試み。
業務を取り巻く状況は日々刻々と変化をしています。
また、細かいサイクルで業務のPDCAを迫られることも多くなってきています。
たとえば、Webマーケティングなどはトライ&エラーを繰り返し、成功モデルを導き出していく手法が現在では主流となってきているからです。
システム開発手法における全く新しい試み、それこそ「アジャイル」型のシステム開発手法です。
「アジャイル」型というのは、業務のPDCAのサイクルを運用するが如く、システム開発の開発サイクルを繰り返し行い、完成形に導いていく手法です。とはいっても、なんども設計→構築→検証のサイクルを繰り返すので、通常の開発をやっていたのでは、開発費ばかり掛かります。
そこで、このサイクルを軽い設計→速い構築→的を得た検証となればいかがでしょうか。
ここで「速い構築」を実現できるのが、開発言語「Ruby」というわけです。
結局、ストレスなく使えている。
開発サイクルを何度か繰り返すので、自然とシステムは都度ブラッシュアップされます。
弊社では社内システムに「Ruby」を採用しておりますが、柔軟に早く改善対応が出来るので、効果測定レスポンスも向上し日々ストレスの無い業務運用を行えています。
また、「Ruby」を活用した成功事例として、料理紹介レシピサイト「CookPad(クックパッド)」の事例があります。
総論
すべてのシステムに「Ruby」の特徴である「生産性」が適用されるものではないと思っています。
スピード運用型の業務の構築、改善には最適な「アジャイル」型システム開発と開発言語「Ruby」。
今後の課題として、
「軽い設計」とは、どういった設計を行うのが最適であるか、まだ研究段階。
「的を得た検証」とは、どういった検証となるのか、品質が保証されるものなのかも、まだ研究段階であること。
こういった課題を解決しながら、最適な業務効果を生む効果のあるITツールとして弊社では開発言語「Ruby」を
積極的に活用していきたいと考えています。
また、一般的によく言われるオープンソフト故に誰が何時までサポートをするか?などのことは、先日、島根県は松江市で開催された「Rubyワールド・カンファレンス」にて、「Ruby」の開発者・まつもとひろゆき氏も、”今後50年、私自身(まつもと氏)がフォローしていきます。”と宣言されました。また、「Rubyアソシエーション」という組織では、「Ruby」に関する諸問題の解決支援をしていただけますので、安心できますよね。







